【新型コロナウイルス感染防止のため,自宅待機(いわゆる自宅籠城)をされる方々へ】

【新型コロナウイルス感染防止のため,自宅待機(いわゆる自宅籠城)をされる方々へ】

避難所・避難生活学会 理事一同

 新型コロナウイルスが,日本・世界を脅かしています.感染を防ぐためには自宅待機など,人と人の接触の機会を少なくすることが求められます.健康を維持するため,  自宅待機中は以下の点にご留意下さい.

 

1.バランスの良い食事を心がけ,米飯やパン,お菓子などの炭水化物に偏らないよう,注意しましょう.

肉類,魚類の摂取を心がけましょう.蛋白質の摂取目標は体重1㎏あたり1g(1日40~50g程度)です.ただし腎臓の悪い方は制限がありますので,かかりつけの医師とご相談下さい.

 

2.高齢者は自宅内での運動(ラジオ体操やスクワット、足踏みなど)を意識的に増やしましょう.毎食後の口腔内衛生を保つことも誤嚥性肺炎予防に大切です.

独居もしくは老老介護をされている方には,別に暮らすご家族や地域のコミュニティ(町内会)などから安否確認の連絡を増やしてください.

3.内服薬がある方はお薬が切れないよう,かかりつけの医師と処方日数について相談しましょう.

発症後に薬切れが生じた場合は,かかりつけ医に電話等で相談しましょう.2月28日よりファックスを介した処方箋発行が可能となりました.かかりつけの医療機関まで行かなくても,近くの調剤薬局でお薬を受け取ることができます.

 

自宅籠城は避難生活と同じです.新型コロナウイルス感染症以外の病気をおこさないよう,食事と服薬,運動に細心の注意を払って下さい.