第8回 避難所・避難生活学会集会 開催

第8回 避難所・避難生活学会学術集会

テーマ;社会は繰り返す災害に耐えられるか

     〜被災者を救う仕組みの社会実装を目指して〜

 

会期:令和4年12月10日(土)〜11日(日)

会場:国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパス (東京都港区赤坂4-1-26)

参加費:一般 10,000円 学生 5,000円(お申込み確認後にカード・コンビニ決済の案内メールをお送りします)

会長:植田信策 避難所・避難生活学会代表理事、石巻赤十字病院副院長

(以下敬称略、肩書一部省略)

 

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参加申し込みページ

 

学会プログラム

1日目(12月10日)開会(10:00〜10:05)

植田信策  避難所・避難生活学会代表理事、第8回学術集会大会長

 

セッション1(10:05〜12:30)招待講演1                   

【座長】 鵜飼卓     NPO法人HuMA顧問、兵庫県災害医療センター顧問

北川慶子  聖徳大学心理・福祉学部教授、佐賀大学名誉教授

植田信策  石巻赤十字病院副院長

 

1-1) 米国と日本の災害時ボランティア活動の違いと提言 web

The Organization and Management of Volunteers in Disasters in the U.S.

Leo Bosner Former FEMA    Angela Pettas  NGO “Place to Grow” (創設者、”Place to Grow”著者)

1-2)脆弱性の高い社会における被災者支援のあり方    ~災害時にも「人の尊厳」を守る法制度へ~

鍵屋一      跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授、

福祉防災コミュニティ協会代表理事、元板橋区危機管理担当部長

1-3)  タイムライン防災が変えるコミュニティ防災社会を目指す

松尾一郎   東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター客員教授

 

休憩(12:30〜13:30)

 

セッション2(13:30〜15:30)TKBの実践例と仕組みの提案

【座長】榛沢和彦   新潟大学医歯学総合研究科先進血管病・塞栓症治療・予防講座特任教授

水谷嘉浩    Jパックス代表取締役

 

2-1) 寒冷期の避難所問題:日本海溝・千島海溝巨大地震津波想定を踏まえて

根本昌宏  日本赤十字北海道看護大学災害教育センター教授

2-2)  安心できるトイレ環境の確保に向けて

加藤篤     日本トイレ研究所代表

2-3)  いざという時どうする?あなたの食と栄養    ~問題の構造と平時からの普及啓発への取り組み~

齋藤由里子 味の素ファンデーション被災地復興応援事業マネージャー

2-4)  TKBのK;キッチンカーによる食支援の標準化を目指して

植田信策  石巻赤十字病院副院長

2-5) 避難所TKB環境向上に向けた長野県の取組みについて

馬場浩司 長野県危機管理部危機管理課防災係長

 

討論

 

休憩(15:30〜15:40)

 

セッション3(15:40〜16:30)招待講演2

【座長】北川慶子  聖徳大学心理・福祉学部教授、佐賀大学名誉教授

水谷嘉浩  Jパックス代表取締役

 

3−1)災害関連死の事例集積、分析の必要性とその現状

在間文康 そらうみ法律事務所弁護士

3−2)「最期の声」の現場から――災害関連死とはなにか

山川徹  ノンフィクション作家、“最期の声 ドキュメント災害関連死”著者

 

セッション4(16:30〜18:00)行政職とボランティアが協働した避難所環境改善

【座長】 植田信策    石巻赤十字病院副院長

根本昌宏 赤十字北海道看護大学災害研究センター教授

 

4−1)内閣府・避難生活支援リーダー/サポーター研修

明城徹也 JVOAD事務局長

4−2)福祉避難所等に関わる人材とその育成

石井美恵子 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻災害医療分野教授

4−3)改めて学ぶイタリアの避難所支援

水谷嘉浩 Jパックス代表取締役

4−4)熊本地震を経た益城町での避難所改善への取組事例の報告

今石佳太  兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科客員研究員、前熊本県益城町危機管理監

 

討論

 

2日目(12月11日)セッション5(9:00〜10:00)招待講演3

【座長】植田信策   石巻赤十字病院副院長

 

5−1)医療・福祉・保健分野に対する災害復興法学教育のアプローチ

岡本正     銀座パートナーズ法律事務所弁護士・博士(法学)、岩手大学客員教授

5−2)災害発生時の衣類支援の重要性

須田雅太郎   近藤紡績所、災害備蓄管理士

 

セッション6(10:00〜12:00)令和4年8月豪雨から見えてきた課題

【座長】 山村修     福井大学地域医療推進講座教授

岡本正 銀座パートナーズ法律事務所弁護士・博士(法学)、岩手大学客員教授

 

6−0)背景紹介

山村修  福井大学地域医療推進講座教授

6−1)令和4年8月豪雨 関川村における被災者支援活動

~行政・ボランティアとの連携から~(Web参加)

谷田健吾 日本赤十字社新潟県支部事務局部長兼事業推進課長

6−2)南越前町における被災者支援のあり方

酒井明子 福井大学名誉教授・日本災害看護学会理事長
6−3)あなたならどうする?コロナと水害に襲われた今庄診療所

新野保路 南越前町国民健康保険今庄診療所医師

6−4)高齢化がすすむ南越前町を襲った豪雨災害~発災翌日からの訪問活動でみえてきたこと~

角睦美  南越前町保健福祉課課長補佐

 

討論

 

総合討論と提言(12:00〜13:00)【座長】植田信策     石巻赤十字病院副院長

 

閉会(13:00)植田信策 第8回避難所避難生活学会学術集会大会長